「リーダーらしく振る舞えない自分に不安がある」
「毎日忙しく、つい自分の業務だけに集中してしまう」
「若手やシニア世代との関わり方に正直悩んでいる」
もし、そんな戸惑いを感じているとしたら、それは役割へ真剣に向き合っている証でもあります。求められるのは「正解」を探すことではなく、今いる職場でどう信頼と協働の意識を育てていくか。
本スクールは、そんなリーダー層や次世代リーダー候補のために設計された5回シリーズのプログラムです。テーマはずばり、凡事徹底と多世代理解によるコミュニケーション改善。
業務スキルを超えて、組織全体に働きやすさと関係性の質を広げる力を養います。
リーダーの悩みはどこから生まれる?

本スクールの対象者は、以下のような方々です:
- リーダー層、次世代リーダー候補
(今後、組織を率いる存在として期待されている方)
(組織全体を自分の役割範囲として捉える力をつけたい方)
そしてよく聞かれるお悩みは、こんな声です:
- リーダーとしてどうあるべきかがわからない
- 業務に忙殺され、周囲との関わりが浅くなる
- 世代が違う相手と関係性が築けない(反発される)
これらは、自分の考え方を押し通してしまう無自覚さや、 相手視点の不足による伝達ギャップが要因になっていることも少なくありません。
目的は「誰もが活躍できる職場づくり」
本スクールはスキル習得型ではなく、組織風土改革型を目指しています。
共通テーマは:
- 凡事徹底:「できて当たり前」のことを徹底する姿勢
- 世代理解と歩み寄り:多様性を面倒ではなく財産として扱う力
そして最終的なゴールは、社員全員が「教え合う」「協力し合う」「認め合う」 職場文化を築いていくことです。
実際の職場課題はどう表れているか?
課題 | よくある現象例 |
---|---|
コミュニケーションのズレ | 誤解・反感・業務の停滞につながる |
意図の伝達ミス | 「で、結局何が言いたいの?」と聞き返される |
世代ギャップ | 若手やシニアとの関わりで反発・距離感を感じる |
こうした状態が続く背景には…
- 「自分のやり方に問題があるとは思っていない」
- 「自分の思いが先に立ちすぎて、相手に伝わる形で話せていない」
- 「違う考え方・世代とのコミュニケーション方法を学んでいない」
- 「プラスの言葉より先に否定が出る習慣」
などが潜在しています。
解決アプローチ:理解と関係構築をスクールで実践

このスクールでは、単に話し方を学ぶのではなく、以下のようなステップで「相手との距離の縮め方」を身につけていきます:
❶ 相手理解と共感のトレーニング
自分一人で進められる仕事は限られています。大切なのは「どう感じているか」「どこにギャップがあるか」に耳を澄ませる力。
- 許容ではなく受容を意識したコミュニケーション
- 相手の背景を想像し、言葉の引き出し方を工夫
- ワークで「場面に応じて伝える力」「感情の言語化」を実践
❷ 対話と協働の基礎技術
部門間や職位差で意見が衝突する場面こそ、「対話」が鍵です。
- 対話前提:「解釈は人によって違う」を理解する
- 初期段階からの話の組み立て方、着地のさせ方
- 合意形成までの流れを踏まえたロールプレイ
❸ 若手との関係性構築と指導スキル
年齢・経験が違えば、伝わり方も変わります。
- 同じ世代でも多様性があると理解する
- 面談を通じて関係性を深めるコツ
- 「これはハラスメントなのか?」その境界を学び、厳しさと温かさを両立
❹ 自立型メンバーが育つ関わり方
特に若手層には、ホウ・レン・ソウを怠ったり、自分目線だけで業務を動かす傾向があります。
- 情報を絞り、順序立てて伝える技術
- 相手が理解しやすい話の展開を意識
- 信頼関係を強め、論理的思考で自立支援を行う方法
このスクールでは、「何でもかんでもハラスメントと言われそうで不安・・」という思考を超えて、正しい知識で厳しさと優しさのバランスを保つ指導力も身につけます。
到達目標(ゴール)

スクールを通じて、以下の成果が目指せます:
- 自分のキャリアと組織の期待を踏まえ、目指すリーダー像が明確になる
- 職場の活性化に貢献し、部下・後輩にリーダーシップを発揮できる
- 上司の方針を理解し、優秀なフォロワーとしての行動も取れる
- 職場の目標設定と管理方法を習得する
- 凡事徹底によって信頼される日常行動を実践できる
- 結果として、会社全体の収益向上にも貢献できる
スクールスタイルと構成概要
- 3時間×5回(週一または隔週、月一など)
- 講義/演習/ディスカッション/オリジナルテキスト使用
- 受講者の現実の課題に即したカスタマイズも可能
まとめ:職場の空気を変えるのは、日々の行動と関係性づくり
信頼は一夜では築けません。でも、「当たり前のことを丁寧に続けること」「違いを乗り越えるコミュニケーション」によって、少しずつ職場は変わっていきます。
本スクールで育まれるのは、スキルではなく関係性の質向上。
個が活き、職場が動き、組織全体にエネルギーが巡る、そんなリーダー養成の一歩を一緒に踏み出しませんか?
研修情報提供元 :
JMI(株)日本マネジメント協会東部©
株式会社日本マネジメント協会(宮城県仙台市・東京都)|ビジネス研修・セミナー(DiSCディスク、FST、CNOSS) (jmi-e.co.jp)