「やる気が続かない…」
「目標を立てても、途中で曖昧になってしまう…」
新入社員の方から、よく聞く悩みです。
実は、やる気は「気合い」や「性格」で決まるものではありません。
“目標の立て方”で大きく変わるものです。
やる気とは、
👉 自分から行動したくなるエネルギー
👉 成長したいと思える内側の動機
このやる気を安定して引き出すために重要なのが、目標設定の質です。
良い目標は、
- 行動を具体化し
- 進む方向を明確にし
- 自分の成長を実感させてくれる
つまり、やる気と成果を同時に生み出す土台になります。
また、やる気が続かない原因の多くは、
「意志が弱いから」ではありません。
多くの場合は、
👉目標が曖昧で行動に落とせていない
👉ゴールまでの道筋が見えていない
👉一人で抱え込み、継続しづらい環境になっている
といった、“やる気が続きにくい設計”になっていることが原因です。
逆に言えば、目標の立て方と進め方を少し工夫するだけで、
やる気は自然と引き出され、行動も継続しやすくなります。
今回は、仕事で成果を出し続けるための
「目標設定3つのコツ」を、わかりやすく解説します。

✅ SMART原則で「ブレない目標」をつくる
目標設定で最も多い失敗は、
「なんとなく決めてしまうこと」です。
そこで役立つのが、SMART原則です。
🔷 SMARTとは?
S:Specific(具体的)
M:Measurable(測定可能)
A:Attainable(達成可能)
R:Relevant(目的との関連性)
T:Time-bound(期限)
この5つを満たすことで、
“迷わない目標”が完成します。
🔶 SMARTを使った目標設定の具体例
では実際に、SMART原則を使うと、どのように目標が変わるのかを見てみましょう。
例えば、新入社員の方がよく立てがちな目標として、
△「営業で売上を伸ばす」
△「お客様対応を頑張る」
といったものがあります。
もちろん方向性としては間違っていませんが、
これでは「何をすればいいか」が曖昧で、行動に落とし込みにくい状態です。
そこで、SMARTに沿って「今月末までに、新規顧客へ1日10件のアプローチを行い、合計5社の契約を獲得し、売上100万円を達成する」という目標に書き換えました。
✅ S(具体的)
→ 新規顧客開拓・契約獲得・売上達成と内容が明確
✅ M(測定可能)
→ 「5社」「100万円」「1日10件」で数値化されている
✅ A(達成可能)
→ 行動量(1日10件)が現実的で調整可能
✅ R(関連性)
→ 売上目標という会社・チームの目的に直結している
✅ T(期限)
→ 「今月末まで」と期限が明確
🔶 行動レベルまで落とすとこうなる
この目標の良いところは、
「何をすればいいか」が具体的に見えている点です。
例えば…
📌 今日やること
✔新規リストから10件に電話・メール
✔反応があった顧客にフォロー連絡
📌 週単位でやること
✔アプローチ数の振り返り
✔成約率の確認と改善
🎯 ポイント
○目標が具体的になると「迷い」がなくなる
○数値があると「進んでいる実感」が持てる
○行動が明確になると「やる気が自然に出る」
👉 やる気は、“何をすればいいか分かっている状態”から生まれるのです。

📊 目標達成プロセスを「見える化」する
目標を立てただけでは、やる気は続きません。
大切なのは、途中経過が見えることです。
人は、進んでいる実感があるときに、最もモチベーションが高まります。
🔷 見える化すべき5つのステップ
① 現状分析(今どこにいるか)
② 課題の明確化(何が足りないか)
③ 解決策の検討(どうすれば達成できるか)
④ 行動計画(いつ・何をするか)
⑤ 実行→振り返り→改善
🔶 具体例(営業目標の場合)
🎯目標:新規顧客5社・売上100万円
📊 見える化すると…
①現在:顧客0社/売上0円
②課題:アプローチ数が不足
③行動:1日10件の新規アプローチ
④進捗:週ごとに数値確認
⑤改善:反応率の高いトークに修正
🎯 ポイント
✔進捗が見えると「あとどれくらい」がわかる
✔小さな達成感が積み重なる
✔自信(自己効力感)が高まる
👉 やる気は“進んでいる実感”で持続するのです。

🤝 仲間・上司を巻き込み「やり切る力」を高める
意外と見落とされがちですが、
目標達成において非常に重要なのが周囲の力です。
人は一人だと、どうしても甘くなります。
しかし誰かと共有すると、責任感と継続力が一気に高まります。
🔷 効果的な巻き込み方
◎ 目標を宣言する
👉「今月は新規5社いきます」と言葉にする
◎ 定期的に進捗報告する
👉 週1回など、習慣化する
◎ アドバイスをもらう
👉 成果が出ている人に聞く
◎ フィードバックを受ける
👉 改善点を客観的に知る
🔶 期待できる効果
✔サボりにくくなる
✔視野が広がる
✔成果が出るスピードが上がる
👉 やる気は“環境”によっても左右されるのです。
ここでひとつ大切な視点があります。
それは、「最初から完璧な目標を立てようとしないこと」です。
最初は少し粗くても構いません。
大切なのは、
🏹行動してみる
🏹振り返る
🏹少し修正する
というサイクルを回し続けることです。
この積み重ねが、やがて
“自分に合った目標設定の型”をつくっていきます。
💡 まとめ:成果を出す人の目標設定はここが違う
最後に、重要ポイントを整理します。
✅ 成果を出す3つのコツ
① SMARTで明確にする
② プロセスを見える化する
③ 周囲を巻き込む
この3つを意識するだけで、
👉やる気が続く
👉行動が変わる
👉成果が出る
という好循環が生まれます。
🚀 目標設定は“スキル”です
目標設定はセンスではなく、習得できるスキルです。
そしてこのスキルは、
- 新入社員の成長スピードを高め
- 指導担当者の育成力を引き上げ
- 組織全体の成果にもつながる
非常に重要な力です。

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おわりに
やる気は、待つものではありません。
“つくるもの”です。
そしてその出発点が、目標設定です。
まずは今日、
ひとつだけでも具体的な目標を立ててみてください。
その一歩が、確実にあなたの成果につながります。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
研修情報提供元 :
JMI(株)日本マネジメント協会東部©
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